GMTによる様々な地図プロット(中~上級者向け)
Takayuki NUIMURA
名古屋大学・雪氷研
14th Apr. 2012
Takayuki NUIMURA (名古屋大学・雪氷研) GMT による様々な地図プロット 14th Apr. 2012 1 / 12
Outline
1 はじめにGMTで作れる図の例 (GMTマニュアルより)GMTで作れる図の例 (自分の研究より)
2 基本の地図海岸線のみ海岸線+点海岸線+点+文字
3 外部データの利用CSV形式の点データDEMデータ
4 おわりに
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GMTで作れる図の例 (GMTマニュアルより)いろんな図法による作図 (a)や外部データ (ex. CSV)のプロット (b)、DEMデータを使った陰影図 (c)や鳥瞰図 (d)、陰影図と他のデータの重ね合わせ (e)など様々な表現が可能。
GMT Manual (http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/pdf/GMT_Docs.pdf)よりTakayuki NUIMURA (名古屋大学・雪氷研) GMT による様々な地図プロット 14th Apr. 2012 3 / 12
GMTで作れる図の例 (自分の研究より)SRTM DEM (a)海底地形 DEMで等深線 (b)、UTMゾーン (c)衛星画像と DEMの重ね合わせ (d)、衛星画像と GISデータ (ポイント、ポリゴン)の重ね合わせ (e)
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海岸線のみ
# 1件目の発表のおさらいpscoast -Jm1:30000000 -R120/150/20/50 -Ba10f5g5 -G100/200/100 > sample1.ps
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海岸線+点
# Kと Oオプション、あと >記号に注意!pscoast -Jm1:30000000 -R120/150/20/50 -Ba10f5g5 -G100/200/100 -K > sample2.psecho "136.9 35.2" | psxy -R -J -Sc0.2 -G255/0/0 -O >> sample2.ps
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海岸線+点+文字# Kと Oオプション、あと >記号に注意!pscoast -Jm1:30000000 -R120/150/20/50 -Ba10f5g5 -G100/200/100 -K > sample3.ps
echo "136.9 35.2" | psxy -R -J -Sc0.2 -G255/0/0 -K -O >> sample3.ps
# pstextの入力値は、# x、y、文字サイズ、文字傾き、フォント、文字位置、文字echo "136.9 35.2 12 0 1 5 Nagoya" | pstext -R -J -G0/0/0 -O >> sample3.ps
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CSV形式の点データ
CSVで XY座標を記述したデータも扱えます。
CSVのサンプル136.9,35.2,Nagoya139.7,35.7,Tokyo135.5,34.7,Osaka
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awkで前処理=⇒GMTコマンドpscoast -Jm1:30000000 -R120/150/20/50 -Ba10f5g5 -G100/200/100 -K > sample4.ps
# sample4.csvの 1、2列目のみを GMTコマンドへawk -F, ’{print $1, $2}’ sample4.csv | psxy -R -J -Sc0.2 -G255/0/0 -K -O >> sample4.ps
# sample4.csvの 1、2列目 + "18 0 0 1 5”の 5列 + CSVの 3列目を GMTコマンドへawk -F, ’{print $1, $2, 18, 0, 1, 5, $3}’ sample4.csv | pstext -R -J -G0/0/0 -O >> sample4.ps
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CSV形式の点データ
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DEMデータ
GeoTIFF形式は現在のバージョン (ver.4)では使えないので、GMTの形式 (NetCDF)に変換する必要がある。
CGIAR提供の SRTMの場合CGIAR-CSIのサイトから 1 kmグリッドの DEMをダウンロードhttp://srtm.csi.cgiar.org/
GDALツールで変換GMTには含まれていないが、GDALで GeoTIFF=⇒NetCDFに変換ができる。GDALは、http://trac.osgeo.org/osgeo4w/からダウンロード&インストール可能。
#変換には以下のコマンドラインを DOSターミナルから入力gdal_translate -of GMT SRTM_1km.tif GMT_SRTM_1km.nc
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DEMデータ#グリッドデータの色設定ファイル作成# C オプションの値”seis” は色パターンの名前#標高 0–3800 を作成、標高 0 以下は灰色makecpt -Cseis -T0/3800/100 –COLOR_BACKGROUND=128 > sample5.cpt
# GMT の出力コマンドはこれ 1 つなので、O、K オプションはいらないgrdimage SRTM_1km.nc -Jm1:30000000 -R120/150/20/50 -Ba10f5g5 -Csample5.cpt > sample5.ps
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おわりに
自分が書いてるブログでもたまに GMTネタも書いています。よかったらご覧ください。http://spatiohack.blogspot.jp/search/label/GMT
これからもたぶん年 2~3回ぐらい OSS4Gツール勉強会@名古屋をやっていくと思いますのでよろしくおねがいします。
Takayuki NUIMURA (名古屋大学・雪氷研) GMT による様々な地図プロット 14th Apr. 2012 12 / 12
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