AvigilonH4A マルチセンサー Dome...

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設 置 ガイド Avigilon H4A マルチセンサー Dome カメラモデル 9C-H4A-3MH-180 9C-H4A-3MH-270 12C-H4A-4MH-360 15C-H4A-3MH-180 15C-H4A-3MH-270 20C-H4A-4MH-360 24C-H4A-3MH-180 24C-H4A-3MH-270 32C-H4A-4MH-360

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  • 設置ガイドAvigilon H4AマルチセンサーDomeカメラモデル:

    9C-H4A-3MH-180 9C-H4A-3MH-270 12C-H4A-4MH-36015C-H4A-3MH-180 15C-H4A-3MH-270 20C-H4A-4MH-36024C-H4A-3MH-180 24C-H4A-3MH-270 32C-H4A-4MH-360

  • 安全に関する重要な情報このマニュアルには、本機器の設置方法、操作方法、および使用上の注意が記載されています。設置方法を

    誤ると、予想外の故障につながることがあります。本装置を取り付ける前に、このマニュアルを注意してお読みく

    ださい。今後いつでも必要な際に確認できるように、このマニュアルをデバイスの所有者にお渡しください。

    この警告記号は、製品本体の内部および外部に危険な電圧が存在することを示しております。この製

    品を適切にお取り扱いいただけなかった場合、感電、重傷、死に至る可能性がありますので十分にご

    注意ください。

    この注意記号は、適切にお取り扱いいただけなかった場合に、軽度または中程度の人身事故、物的

    損害、または製品自体の損傷を引き起こす可能性があることを示しています。お取り扱いの際には十

    分にご注意ください。

    警告 —以下の指示に従わないと、大怪我や死亡に至る危険があります。

    l 資格を持った人員のみが取り付け作業を行ってください。また、取り付けは現地のすべての規制に準拠

    している必要があります。

    l 本製品は、以下の出力定格の、Class 2または LPSまたは Limited Power Source (有限電源 )とラベル表記されているUL規格の電源ユニットによって電源供給されることを意図しています:

    l IRLED付きの場合:24 VAC±10%、最小74VA、または24VDC±10%、最小52W、またはMicrosemiPD9601G/AC( 90W)またはMicrosemiPD9501GR/AC( 60W) PoEミッドスパンインジェクタ。

    l IR LEDなしの場合:24 V AC ± 10%、最小 37 VA、または 24 V DC ± 10%、最小 26W、またはPoE+ IEEE802.3at Type 2に準拠する定格50-57 V DC、最小 25.5WのPSE (電源装置 )。

    l 本製品に接続されている外部パワーサプライは、同機と同じモデルおよびシリーズのAvigilon製品にのみ接続可能となっています。外部電源接続は、適切に絶縁されている必要があります。

    l いかなる場合でも、主電源に直接接続しないでください。

    注意 —以下の指示に従わなかった場合、人身事故およびデバイスの破損が生じる恐れがありますのでご注意ください。

    l ラジエータ、暖房の送風口、レンジなどの熱源の近くに取り付けないでください。

    l デバイスのケーブルを挟み込んだり、大きな負荷や重い負荷を与えないでください。

    l 装置を開いたり、分解しないでください。ユーザーが修理できる部品はありません。

    l 機器のいかなる修理も、資格を持っている担当者にご依頼ください。(液体がこぼれたり、物が落下して)装置が損傷を受けたり、雨や湿気に曝されたり、正常に動作しなかったり、落としてしまった場合に、修

    理が必要となることがあります。

    l 装置本体のクリーニングには、強力な洗剤や研磨剤入りの洗剤を使用しないでください。

    l Avigilonが推奨するアクセサリーだけを使用してください。

    2

  • 規制事項本装置は、FCCパート 15に準拠しています。本機の動作は、次の2つの条件を満たす必要があります:(1)本機は、有害な干渉を発生させない。(2)本機は、望ましくない動作を引き起こす可能性のある干渉も含め、受信したいかなる干渉にも耐えうるものでなければならない。

    このクラスBデジタル機器は、カナダの ICES-003に準拠しています。

    この装置は、FCC規定の15条項に準拠してクラスBデジタルデバイスの制限に関する試験を実施し、その準拠が検証されています。これらの制限は、住宅地において有害な干渉を防ぐように設定されています。この機器

    は、無線周波数のエネルギーを発生し、使用し、放射する可能性があるため、指示に従って正しく設置し、使

    用しないと無線通信に有害な干渉を及ぼすことがあります。ただし、特定の設置方法が干渉を発生しないとい

    う保証はありません。この機器がラジオやテレビの受信に対して有害な妨害を発生させ、それが機器のオン/オフによって確認できる場合、次のいずれかを行って妨害に対処してください:

    l 受信アンテナの向きまたは場所を変える。

    l 本装置と受信側の機器の距離を離す。

    l 受信側の機器が接続されている電源回路とは異なるコンセントに本装置を接続する。

    l 販売店または実績のあるラジオ・テレビ修理業者に相談する。

    Avigilon Corporation、または Avigilon Corporationによって書面で認可された第三者以外が本装置に改変を加えた場合、ユーザーが本装置を操作する権利が無効となる場合があります。

    廃棄とリサイクルについて本製品がその使用寿命に達したら、地元の環境法規とガイドラインに従って廃棄してください。

    火災、爆発、やけどの危険性があります。分解したり、押しつぶしたり、100 °C (212 °F)以上に熱したり、焼却したりしないでください。

    欧州連合 :

    この記号は、地元の法規と規制に従って、この製品を家庭のゴミとは別にして廃棄しなければならないことを意

    味します。この製品の使用寿命に達したら、自治体が指定する収集場所に持っていってください。収集場所

    によっては、無料の場合もあります。この製品を廃棄するときに、分類して収集し、リサイクルすることにより、天

    然資源の保護に役立ち、人間の健康と環境を守るような方法で再利用されるようにします。

    法的通知©  2019, Avigilon Corporation.無断複写・複製・転載禁止。AVIGILON、AVIGILONロゴ、AVIGILON CONTROLCENTER、およびACCは、Avigilon Corporationの商標です。本書に記載されたその他の名称またはロゴは、該当する所有者の商標である可能性があります。本書で、商標の横に™および®の記号がない場合でも、該当する商標の所有権を放棄してはおりませんので、予めご了承ください。Avigilon

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  • Corporationは、アメリカ合衆国およびその他の世界中にある管轄区域で発行された特許をもって、新技術を保護します (avigilon.com/patentsを参照 )。書面で明示的に付与されない限り、Avigilon Corporationまたはそのライセンサーの著作権、工業デザイン、商標、特許またはその他の知的財産権の使用は許可されません。

    免責事項本文書は、本文書が公開された時点での製品情報と仕様を編集および公開したものです。本文書の内容と

    文書内で説明されている製品の仕様は事前の通知無く変更されることがあります。Avigilon Corporationは、予告なくそのような変更を行う権限を有します。Avigilon Corporationやその関連会社は:(1)この文書の情報の完全性もしくは正確性を保証することはありません。(2)この情報の利用や信頼について責任を負うものではありません。Avigilonは、本書内の情報を信頼したことによるいかなる損害 (間接損害を含む)にも責任を負うものではありません。

    Avigilon Corporationavigilon.com

    PDF-H4AMH-A

    改訂 : 1 - JA

    20190121

    4

    http://www.avigilon.com/patents

  • 目次

    概要 7

    カメラモジュール 7

    カメラの背面図 7

    カメラを上から見たところ 8

    表面マウント用アダプタ 9

    ペンダント式マウント アダプタ 10

    天井埋め込み式マウント用アダプタ 11

    屋外 Domeカバー 12

    天井のDomeカバー 12

    ペンダント式壁マウント 13

    ペンダント式 NPTマウント 14

    ペンダントマウントの取り付け 15

    カメラパッケージの内容 15

    ペンダントマウントの取り付け手順 15

    (オプション)ペンダント式壁マウントの設置 16

    (オプション) NPTマウントアダプタの設置 18

    ペンダント式マウント用アダプタの設置 20

    接続ケーブル 21

    (オプション) Micro SD カードの設定 23

    (オプション) USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用 24

    IPアドレスの割り当て 25

    ライブビデオストリームへのアクセス 25

    H4マルチセンサーカメラベースをペンダントマウントに取り付ける 25

    H4マルチセンサーカメラの方向付け 26

    (オプション) IR照明リングの取り付け 27

    ペンダントマウント用 Domeカバーの取り付け 29

    表面マウントの設置 31

    カメラパッケージの内容 31

    表面マウントの設置手順 31

    表面マウント用アダプタの使用 31

    接続ケーブル 35

    (オプション) Micro SD カードの設定 37

    (オプション) USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用 38

    IPアドレスの割り当て 39

    ライブビデオストリームへのアクセス 39

    H4マルチセンサーカメラベースの表面マウントへの取り付け 39

    H4マルチセンサーカメラの方向付け 40

    (オプション) IR照明リングの取り付け 41

    5

  • 表面マウント Domeカバーの取り付け 43

    イン・シーリング・マウント設置 45

    カメラパッケージの内容 45

    天井埋め込み式マウント設置手順 45

    天井に設置するためのカメラの設置準備 45

    (オプション)天井埋め込み式マウントアダプタ用の穴のカット 46

    (オプション)プレナムの設置用にケーブルコンジットの入口カバーを取り付ける 47

    天井埋め込み式マウント用アダプタの設置 48

    接続ケーブル 50

    (オプション) Micro SD カードの設定 52

    (オプション) USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用 53

    IPアドレスの割り当て 53

    ライブビデオストリームへのアクセス 54

    H4マルチセンサーカメラベースを天井埋め込み式マウントに取り付ける 54

    H4マルチセンサーカメラの方向付け 55

    天井埋め込み式マウント用 Domeカバーの取り付け 56

    詳細について 58

    ケーブル接続 59

    電源、オーディオおよび外部デバイスへの接続 59

    ピッグテールコネクタとワイヤー 59

    オーディオ、I/O、およびAUX電源の配線 60

    H4マルチセンサーカメラの焦点を合わせる 61

    接続ステータスLED インジケーター 62

    工場出荷時設定へのリセット 63

    ARP/Ping方式を使って IPアドレスを設定 64

    クリーニング 65

    Dome部分 65

    本体 65

    制限付き保証および技術サポート 66

    6

  • 概要

    カメラモジュール

    カメラの背面図

    1.1. ランヤード アンカー

    安全用のランヤードをアンカーに取り付けて、設置中にカメラが落下しないように防止します。

    2. カメラ取り付けネジ

    非脱落型ネジを使って、カメラをマウント用アダプタに固定します。

    3. IR リングケーブルコネクタ

    IRケーブルを電源に接続し、IR照明リングを制御します。

    4. オーディオ、I/O、AUX電源コネクタ

    オーディオ、I/O、およびAux電源ピッグテールコネクタの接続を受け入れます。

    5. イーサネット ポート

    ネットワークへのイーサネット接続を利用できます。サーバーとの通信および画像データ転送にもこの接続

    が使われます。また、PoE(PoweroverEthernet)を提供するネットワークに接続されている場合も給電されます。

    概要 7

  • カメラを上から見たところ

    1. シリアル番号タグ

    装置情報、製品シリアル番号、および部品番号ラベル。

    2. カメラヘッド

    異なるシーンを監視するために移動、照準、および焦点を合わせることができる複数のカメラヘッド。

    メモ:カメラモデルによって、3個または4個のカメラヘッドがあります。

    3. パンロックラッチ

    画像パン調節にロック機構を提供。

    4. ファームウェア復元ボタン

    H4マルチセンサーカメラをリセット。詳細については、「「工場出荷時設定へのリセット」( 63ページ) 」を参照してください。

    5. カメラ取り付けネジ

    非脱落型ネジを使って、カメラをマウント用アダプタに固定します。

    6. ティルト ロック用蝶ネジ

    画像ティルト調節のロック機構。

    7. Micro SD カード スロット

    搭載の記憶容量を増やすために、Micro SD カードを使用できます。

    カメラを上から見たところ 8

  • 8. Micro USBポート

    USBアダプタにmicro USBを使用します。Avigilon USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)を使用する場合にのみ必要です。

    表面マウント用アダプタ

    1. ケーブル孔 (後部 )

    カメラの動作に必要なケーブルを通すための穴。

    2. ケーブル孔 (側面 )

    カメラの動作に必要なケーブルを通すための穴。

    3. ランヤード をDome カバーに

    Domeカバー上のランヤード アンカーに接続します。

    4. 取り付け穴

    マウント用アダプタの取り付け点。

    5. ランヤード をカメラへ

    カメラ台座のランヤードアンカーに接続します。

    表面マウント用アダプタ 9

  • ペンダント式マウント アダプタ

    1. オレンジ色のリブ

    2つのオレンジ色のリブは、Domeカバーのランヤードクリップと整列するために使用されます。

    2. ランヤード をDome カバーに

    Domeカバー上のランヤード アンカーに接続します。

    3. ケーブル孔

    カメラの動作に必要なケーブルを通すための穴。

    4. ランヤード アンカー

    安全用のランヤードをアンカーに取り付けて、設置中にアダプタが落下しないように防止します。

    5. ランヤード をカメラへ

    カメラ台座のランヤードアンカーに接続します。

    ペンダント式マウント アダプタ 10

  • 天井埋め込み式マウント用アダプタ

    1. ランヤード をカメラへ

    カメラ台座のランヤードアンカーに接続します。

    2. クランプ

    カメラを取り付け面に固定するばね仕掛けのロック機構。

    3. ケーブル入口穴およびケーブルコンジット入口カバー

    カメラの動作に必要なケーブルを通すための穴。

    4. ランヤード をDome カバーに

    Domeカバー上のランヤード アンカーに接続します。

    天井埋め込み式マウント用アダプタ 11

  • 屋外 Domeカバー

    1. いたずら防止ネジ

    星型の非脱落型ネジを使って、Domeカバーをベースに固定します。

    メモ:Domeカバーには 6個の非脱落型ネジがあります。上図は、4本のねじだけを示しています。

    天井のDomeカバー

    1. いたずら防止ネジ

    星型の非脱落型ネジを使って、Domeカバーをベースに固定します。

    2. Dome カバーのノッチ

    Domeカバーを取り付けるときに、Domeカバーのノッチを取り付けアダプタクリップノッチに揃えます。

    屋外 Domeカバー 12

  • ペンダント式壁マウント

    1. ペンダント式壁マウント

    壁やその他の取付け面に使用するカメラ用マウント。

    2. ランヤード

    マウントアダプタのランヤードアンカーに接続します。

    3. いたずら防止ネジ

    星型の非脱落型ネジを使用して、取り付けアダプタをペンダント壁マウントに固定します。

    メモ:ペンダント式マウントには3つの非脱落型ネジがあります。上図は、2本のネジだけを示しています。

    4. NPTパイプ挿入口

    NPTパイプ導管用の3/4インチNPTのネジ穴。

    ペンダント式壁マウント 13

  • ペンダント式 NPTマウント

    1. NPTパイプ

    NPTアダプタ( IRPTZ-MNT-NPTA1)を使用したペンダントマウントに使用されるNPTパイプ。

    メモ:NPTパイプは Avigilonの支給品ではないため、ご自身でご用意ください。

    2. ロックナット

    ペンダント式 NPTマウントをNPTパイプに固定するためのロックナット。

    3. いたずら防止ネジ

    マウントアダプタをペンダントのNPTマウントに固定するための星型の非脱落型ネジ。

    メモ:NPTマウントには 3個の非脱落型ネジがあります。上図は、2本のネジだけを示しています。

    4. ランヤード

    マウントアダプタのランヤードアンカーに接続します。

    5. NPTアダプタ

    DomeカメラをNPTパイプに取り付けるために使用。

    ペンダント式 NPTマウント 14

  • ペンダントマウントの取り付け

    カメラパッケージの内容

    H4マルチセンサーカメラにはさまざまなマウント、Domeカバー、カメラ、アクセサリオプションがあります。各H4マルチセンサーカメラのコンポーネントはカメラパッケージ、Domeカバーパッケージ、マウントアダプタパッケージ、マウントパッケージ(ペンダント式マウントのカメラ用 )、およびオプションの IR リングパッケージに入っています。

    カメラパッケージには次のものが同梱されていることを確認してください。

    l AvigilonH4マルチセンサーカメラモジュール。センサーあたり3MP、5MP、または4 KB( 8MP)の解像度を持つ 3センサーまたは 4センサーのカメラモジュール。

    l オーディオ、外部電源、および I/Oピッグテールケーブルコネクタ

    l RJ45 CAT5Eプラグ( x2)

    l RJ45コネクタ防水グランド

    ペンダントマウントアダプタパッケージに次のものが同梱されていることを確認します:

    l ペンダント式マウントアダプタ (H4AMH-AD-PEND1)

    l インストール手順書

    ペンダント式壁マウントを使ってカメラを取り付ける場合は、パッケージに次のものが同梱されていることを確認し

    てください:

    l ペンダント式壁マウント (IRPTZ-MNT-WALL1)

    l マウント テンプレート ステッカー

    NPTマウントを使ってカメラを取り付ける場合は、パッケージに次のものが同梱されていることを確認してください:

    l NPTマウント (IRPTZ-MNT-NPTA1)

    l ロックナット

    l シールテープ

    Domeカバーパッケージに次のものが同梱されていることを確認してください:

    l クリアまたはスモークのドーム部分とカバー( H4AMH-DO-COVR1またはH4AMH-DO-COVR1-SMOKE)

    オプションのIR照明付きのカメラを取り付ける場合は、パッケージに次のものが同梱されていることを確認してください:

    l オプションの IR照明リング(H4AMH-AD-IRIL1)

    ペンダントマウントの取り付け手順

    以下のセクションに従って、デバイスの設置を完了します:

    ペンダントマウントの取り付け 15

  • (オプション)ペンダント式壁マウントの設置

    以下の手順に従って、H4マルチセンサーペンダント式壁マウントアダプタ( H4AMH-AD-PEND1)用のペンダント式壁マウント ( IRPTZ-MNT-WALL1)を取り付けてください。

    注意 —以下の指示に従って、ドーム型カメラをマウントする必要があります。または湿度に問題が発生する可能性があり、ドーム型カメラ保証で未対応されます。

    1. ペンダント式壁マウントのどこからケーブルを挿入するかを決めます。

    l ケーブルが取り付け面の内側から引き出される場合、ペンダント式壁マウント後方のケーブル穴を

    使います。

    l ケーブルが屋外導線パイプを通してくる場合、ペンダント式壁マウントの底にある 3/4インチNPTパイプ挿入口を使います。

    2. 付属のマウント テンプレートを使って、ドリルで取り付け面に 4個の取り付け穴を開けます。

    l 背面ケーブル穴を使用している場合は、取り付け面ににも穴を開けます。

    3. ペンダント壁マウント上の希望のケーブル穴を通して必要なケーブルを引き出します。

    l パイプ穴を使用している場合、パイプ導管を通してケーブルを引き出し、壁マウントに固定しま

    す。次に、パイプ導管にシールテープを巻きつけ、パイプ挿入口にねじ込みます。

    4. ペンダント式壁マウントを取り付け面に固定します。

    5. 壁マウント用ネジを締めて、壁マウントを壁に固定します。

    6. ランヤードをマウントからペンダントアダプタのアンカーに接続します。

    (オプション)ペンダント式壁マウントの設置 16

  • 7. ペンダント式壁マウントを通してケーブルを引き出します。

    (オプション)ペンダント式壁マウントの設置 17

  • (オプション) NPTマウントアダプタの設置

    注意 —以下の指示に従って、ドーム型カメラをマウントする必要があります。または湿度に問題が発生する可能性があり、ドーム型カメラ保証で未対応されます。

    NPTアダプタ( IRPTZ-MNT-NPTA1)を使用してH4マルチセンサーカメラを設置する場合は、Domeカメラを 1-1/2" NPT メスネジの壁用ブラケットまたは天井マウント用ブラケットに取り付ける必要があります。カメラパッケージには、マウント用ブラケットは含まれません。

    1.1. NPTアダプタのネジを付属のシールテープで巻き、カメラ接続部周辺に防水密閉シールを作ります。ネジ装着面周辺部を 3~5周巻いてください。

    シールテープは、時計回りに巻きます。

    こうすることで、はめ合い部分を一緒に取り付けるときに、テープがはがれることがなくなります。

    ヒント:必ずシールテープをネジ式マウントに使い、ネジが束にならないようにします。

    2. NPTアダプタに取り付けたロックナットにネジをゆるく通してから、NPTアダプタを天井埋め込み式マウントに固定します。

    (オプション) NPTマウントアダプタの設置 18

  • 3. ランヤードをマウントからペンダントアダプタのアンカーに接続します。

    4. 取り付けブラケットとアダプタを通してケーブルを引き出します。

    (オプション) NPTマウントアダプタの設置 19

  • ペンダント式マウント用アダプタの設置

    ペンダント式壁マウント ( IRPTZ-MNT-WALL1)またはNPTマウント ( IRPTZ-MNT-NPTA1)にペンダントアダプタ( H4AMH-AD-PEND1)を取り付けるには、次の手順を実行します。

    1. ペンダントアダプタをマウントに接続します。滑らかな動きでアダプタをマウント ( a)にいっきに持ち上げ、時計回りに回してアダプタを所定の位置に固定します( b)。

    2. ドライバーを使って、マウントの上部にある 3本の止めねじを締めて、ペンダントアダプタをマウントに固定します( c)。

    ペンダント式マウント用アダプタの設置 20

  • 接続ケーブル

    異なるコネクタの場所については、「概要」セクションの図を参照してください。

    適切な操作に必要なケーブルを接続するには、次の操作を完了します。

    1. ネットワークケーブルをグランドのキャップとケーブルグランドに通します。RJ-45ケーブルコネクタ(付属 )をネットワークケーブルの端に圧着します。

    ネットワークケーブル接続を使用して、Power over Ethernet( PoE)を使用してカメラに電力を供給することもできます。PoEを使用する場合は、PoE準拠のインジェクタまたはスイッチを、

    l IRリング付きの場合:Microsemi PD9601G / AC( 90W)またはMicrosemi PD9501GR / AC( 60W) PoE ミッドスパンインジェクタの定格のイーサネットネットワークケーブルに接続します。

    l IRリングなしの場合:25.5W PoE +、IEEE802.3at タイプ2 PoE +の定格のイーサネットネットワークケーブルに接続します。

    2. 付属のビッグテール I/Oコネクタに、次のオプションの接続を接続します。別の接続の詳細については、「「電源、オーディオおよび外部デバイスへの接続」( 59ページ) 」を参照してください。

    a. 設置の一環として外付け入出力デバイスを接続する場合 (例 : ドアコンタクト、リレーなど)、デバイスをピッグテールコネクタに接続します。

    b. 外部マイクまたはスピーカーが必要な場合、デバイスをピッグテールコネクタに接続します。

    c. 外部電源が必要な場合は、外部 "Class 2"または "LPS"または "Limited Power Source (制限付き電源 )"を、

    l IR リングの場合:24 VAC±10%、最低 74 VA、またはDC 24 V±10%、最低 52Wの定格出力のピッグテールコネクタに接続します。

    l IR リングなしの場合:24 VAC ± 10%、最低 37 VAまたは24 VDC ± 10%、最低 26Wの定

    接続ケーブル 21

  • 格出力のピッグテールコネクタに接続します。

    3. ランヤードをマウント用アダプタからカメラベースのランヤードアンカーに接続します。

    4. ケーブルにケーブルグランドを締めつけます。

    5. 外部電源 /オーディオ/デジタル I/Oコネクタとオプションの IR照明コネクタからコネクタカバーを取り外します。

    接続ケーブル 22

  • 6. ネットワークケーブルをイーサネットポート ( a)に接続し、外部電源 /オーディオ/デジタル I/Oケーブルをコネクタ( b)に接続します。時計回りに回して接続を固定します( c)。

    ネットワークリンクが確立すると、リンク LEDが点灯します。

    7. 接続ステータスLED インジケーターが正しい状態を示しているを確認してください。詳細については、「「接続ステータスLED インジケーター」( 62ページ) 」を参照してください。

    (オプション) Micro SD カードの設定

    カメラのSD カード保存機能を使う場合は、カードスロットにMicro SD カードを挿入する必要があります。

    書き込み速度がクラス10以上のMicro SD カードをお勧めします。Micro SD カードが推奨の書き込み速度に満たないと、録画性能に影響してフレームや記録映像が欠落する可能性があります。

    (オプション) Micro SDカードの設定 23

  • 1. Micro SD カードをカメラに挿入します。

    注意 —カードやカメラを傷付ける可能性があるため、Micro SDを無理に押し込まないでください。

    2. カメラのWebインターフェイスにアクセスし、オンボードストレージ機能を有効にします。詳細については、『AvigilonHigh Definition H.264Web Interface User Guide (高解像度 H.264Webインターフェイスユーザーガイド )』 を参照してください。

    (オプション) USB Wi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用

    USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ) (H4-AC-WIFI)の場合は、カメラのMicro USBポートに接続して、カメラのモバイルWebインターフェイスにアクセスします。

    アダプタを使ってWi-Fi信号ブロードキャストに接続すると、次のアドレスを使って、どの携帯デバイスからでもカメラのモバイルWebインターフェイスにアクセスできます:

    http://camera.lan

    (オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用 24

  • モバイルWebインターフェイスからカメラを設定する詳しい方法については、『Avigilon USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)システムユーザーガイド』 をご覧ください。

    メモ:カメラはUSBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)が挿入されている間、内部で使用するために10.11.22.32/28サブセットを予約します。

    IP アドレスの割り当て

    このデバイスは、ネットワークに接続されると自動的にIPアドレスを取得します。

    メモ:カメラがDHCPサーバーから IPアドレスを取得できなかった場合、Zeroconf (Zero ConfigurationNetworking)を使って IPアドレスを選択します。Zeroconfを使って設定すると、IPアドレスは 169.254.0.0/16サブセットに収まります。

    IPアドレス設定は、以下の方法のいずれかで変更できます:

    l USBWifiアダプタを使用するモバイルWebインターフェイス。詳細については、「「(オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用」( 24ページ) 」を参照してください。

    l デバイスのウェブブラウザインターフェイス:http:///.

    l ネットワークビデオ管理ソフトウェアプリケーション (例 : AvigilonControl Center™ソフトウェア)。

    l ARP/Ping方式。詳細については、「「ARP/Ping方式を使って IPアドレスを設定」( 64ページ) 」を参照してください。

    メモ:デフォルト デバイスのユーザーネームは、パスワードなしのアドミニストレーターです。

    メモ:カメラのWebインターフェイスの圧縮と画像レートのページ上で、フォーマットがH.265に設定されているH4マルチセンサーヘッドがある場合、バージョン6.12以前のACC™ソフトウェアにH4マルチセンサーカメラを接続することはできません。H4マルチセンサーカメラをACCシステムに接続するには、フォーマットをH.264setに設定するか、ACCソフトウェアをバージョン6.12.2以降にアップグレードする必要があります。

    ライブビデオストリームへのアクセス

    ライブビデオストリームは、次のいずれかの方法で見ることができます:

    l USBWifiアダプタを使用するモバイルWebインターフェイス。詳細については、「「(オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用」( 24ページ) 」を参照してください。

    l Webブラウザインターフェイス: http://。

    l ネットワークビデオ管理ソフトウェアプリケーション (例 : AvigilonControl Centerソフトウェア)。

    メモ:デフォルト デバイスのユーザーネームは、パスワードなしのアドミニストレーターです。

    メモ:カメラのWebインターフェイスの圧縮と画像レートのページ上で、フォーマットがH.265に設定されているH4マルチセンサーヘッドがある場合、バージョン6.12以前のACC ソフトウェアにH4マルチセンサーカメラを接続することはできません。H4マルチセンサーカメラをACCシステムに接続するには、フォーマットをH.264setに設定するか、ACCソフトウェアをバージョン6.12.2以降にアップグレードする必要があります。

    H4マルチセンサーカメラベースをペンダントマウントに取り付ける

    ケーブルの接続が完了したら、H4マルチセンサーカメラベースをペンダントマウントアダプタに取り付けます。

    IPアドレスの割り当て 25

  • 1. (推奨 )カメラの落下を防ぐために、ペンダントマウントアダプタからカメラベースのランヤードアンカーにランヤードを取り付けます。参照してください「接続ケーブル」( 21ページ)。

    2. カメラベースをペンダントアダプタに押し込み、カメラベースの3本の止めねじがペンダントアダプタのネジ穴に合うようにします。

    3. 3本の止めねじを時計回りに 90°回転させ、カメラをペンダントマウントアダプタに固定してください。

    H4マルチセンサーカメラの方向付け

    カメラの向きを決定する際は、カメラのライブストリームを参照してください。

    H4マルチセンサーカメラの方向付け 26

  • 1. カメラの照準を合わせるために、必要に応じて利用可能な各カメラヘッドを調整します:

    a. レールリリースタブのロックを解除して、カメラヘッドを横方向に移動させます。カメラヘッドが目的の位置にあるときにレールリリースタブをロックします。

    b. 方位コントロールリングを回転させ、画像に正しい回転を設定します。

    c. ティルトロックネジを緩めて、それぞれのカメラヘッドを上下に傾けます。カメラが正しい角度に傾けたら、ティルト ロックネジを締めます。

    2. カメラのwebブラウザインターフェイスで、カメラ画像と表示の設定を調整し、希望の画像パラメータと位置にしてください。

    (オプション) IR 照明リングの取り付け

    メモ:オプションの IR照明リング( H4AMH-AD-IRIL1)は、H4マルチセンサーカメラのペンダント式取り付けおよび表面取り付け用です。IR照明リングは、屋外 Domeカバー( H4AMH-DO-COVR1またはH4AMH-DO-COVR1-SMOKE)内に取り付ける必要があります。

    カメラを取り付けアダプタに取り付けてから、H4マルチセンサーカメラベースに IR照明リングを取り付けます:

    (オプション) IR照明リングの取り付け 27

  • 1. IR照明リングをDomeカバー( H4AMH-DO-COVR1またはH4AMH-DO-COVR1-SMOKE)内に取り付けます。

    a. IR リングのオレンジ色の矢印がDomeカバーのオレンジ色のタブと揃うように、IR リングをDomeカバーに挿入します。

    b. ドライバーを使って 6本の止めネジで IR リングをDomeカバーに固定します。

    2. (推奨 )取り付けたカメラからDomeカバーのランヤードアンカーにランヤードを取り付けて、カバーが落ちないようにします。「「ペンダントマウント用 Domeカバーの取り付け」( 29ページ) 」を参照してください。

    3. IRリングケーブルをカメラベースのIRコネクタに押し込み、コネクタを時計回りに回して接続を固定します。

    (オプション) IR照明リングの取り付け 28

  • ペンダントマウント用 Dome カバーの取り付け

    メモ:Dome部分に引っかき傷をつけたり、触ったりしないように注意してください。傷や指紋が全般的な映像品質に影響を及ぼす可能性があります。取り付けが終了するまで、Domeの外側の保護カバーをつけたままにしておいてください。

    1. (推奨 ) Domeカバーが落下するのを防ぐために、ペンダントマウント用アダプタからDomeカバーのランヤードアンカーにランヤードを取り付けます。

    2. Domeカバーの切り込み部をペンダントマウント用アダプタのリリースタブに合わせます。Domeカバーはペンダントマウント用アダプタにぴったりと揃う必要があります。

    ペンダントマウント用 Domeカバーの取り付け 29

  • 3. 止めねじを締めて Domeカバーを所定の位置に固定します。

    ペンダントマウント用 Domeカバーの取り付け 30

  • 表面マウントの設置

    カメラパッケージの内容

    H4マルチセンサーカメラにはさまざまなマウント、Domeカバー、カメラ、アクセサリオプションがあります。各H4マルチセンサーカメラのコンポーネントはカメラパッケージ、Domeカバーパッケージ、マウントアダプタパッケージ、マウントパッケージ(ペンダント式マウントのカメラ用 )、およびオプションの IR リングパッケージに入っています。

    カメラパッケージには次のものが同梱されていることを確認してください。

    l AvigilonH4マルチセンサーカメラモジュール。センサーあたり3MP、5MP、または4 KB( 8MP)の解像度を持つ 3センサーまたは 4センサーのカメラモジュール。

    l オーディオ、外部電源、および I/Oピッグテールケーブルコネクタ

    l RJ45 CAT5Eプラグ( x2)

    l RJ45コネクタ防水グランド

    表面マウント用アダプタパッケージに次のものが同梱されていることを確認します:

    l 表面マウント用アダプタ (H4AMH-AD-DOME1)

    l インストール手順書

    l マウント テンプレート ステッカー

    Domeカバーパッケージに次のものが同梱されていることを確認してください:

    l クリアまたはスモークのドーム部分とカバー( H4AMH-DO-COVR1またはH4AMH-DO-COVR1-SMOKE)

    オプションのIR照明付きのカメラを取り付ける場合は、パッケージに次のものが同梱されていることを確認してください:

    l オプションの IR照明リング(H4AMH-AD-IRIL1)

    表面マウントの設置手順

    以下のセクションに従って、デバイスの設置を完了します:

    表面マウント用アダプタの使用

    この手順に従ってカメラケーブルを配線し、表面マウント用アダプタ( H4AMH-AD-DOME1)を取り付け面に取り付けます。

    1. ケーブルが、カメラを入力する場所を決定します。表面マウント用アダプタには 2つのケーブルエントリ穴があります。1つはマウント用アダプタの側面にあり、もう1つは底面にあります。

    l 同梱されているクロージャープラグを使用して、使用されていないケーブル穴をふさぎます。

    l 屋外に設置する場合は、クロージャープラグの溝を配管用シールテープで巻いて防水シールを形

    成してください。

    表面マウントの設置 31

  • メモ:マウント用アダプタにケーブルを通すときには、防破壊型コンジットを使用してください。防破壊型コン

    ジットはケーブルを保護し、カメラの耐破壊設計を補います。

    メモ:H4マルチセンサー表面取り付け型カメラを屋外に設置する場合、コンジットや継ぎ手が屋外用に設計されており、適切なIP等級であることを確認してください。必ずシリコンシール剤を使用してケーブル穴を密封し、過度な湿度がカメラ内に入り込むのを防ぎます。

    2. 背面のケーブル通し穴を使用する場合:

    a. 付属のマウントテンプレートを使用して、ケーブルの挿入位置を決めます。取り付け面に穴を開け、穴にコンジットとケーブルを通します。メーカーの指示に従って、コンジットと付属品を取り付けま

    す。

    b. マウントテンプレートにマークされている 4つの取り付け穴をドリルで空けます。

    c. ケーブルを、表面マウント用アダプタの背面ケーブルの通し穴に通します。

    表面マウント用アダプタの使用 32

  • d. ドライバーを使って、4本の取り付けネジでマウント用アダプタを取り付け面に固定します。

    e. ロックナットで表面マウント用アダプタにコンジットを固定します。

    メモ:屋外に設置する場合は、取り付け面に接続されている表面マウント用アダプタの縁に沿ってシリコン

    シーラントを塗布します。

    3. サイドにあるケーブル挿入穴を使用する場合:

    メモ:屋外でカメラを垂直面に取り付ける場合は、過剰な水分の侵入を防ぐために、側面のケーブル挿

    入穴とコンジットコネクタを下に向けてください。

    a. 付属のマウントテンプレートを使用して、ケーブルの挿入位置を決めます。マウントテンプレートにマークされているように、ケーブルとコンジットを側面の開口部に通してください。メーカーの指示に

    従って、コンジットと付属品を取り付けます。

    b. マウントテンプレートにマークされている 4つの取り付け穴をドリルで空けます。

    c. ケーブルを、表面マウント用アダプタの側面のケーブル挿入穴に通します。

    d. ドライバーを使って、4本の取り付けネジでマウント用アダプタを取り付け面に固定します。

    表面マウント用アダプタの使用 33

  • e. コンジットクランプで表面マウント用アダプタにコンジットを固定します。

    メモ:屋外に設置する場合は、取り付け面に接続されている表面マウント用アダプタの縁に沿ってシリコン

    シーラントを塗布します。

    表面マウント用アダプタの使用 34

  • 接続ケーブル

    異なるコネクタの場所については、「概要」セクションの図を参照してください。

    適切な操作に必要なケーブルを接続するには、次の操作を完了します。

    1. ネットワークケーブルをグランドのキャップとケーブルグランドに通します。RJ-45ケーブルコネクタ(付属 )をネットワークケーブルの端に圧着します。

    ネットワークケーブル接続を使用して、Power over Ethernet( PoE)を使用してカメラに電力を供給することもできます。PoEを使用する場合は、PoE準拠のインジェクタまたはスイッチを、

    l IRリング付きの場合:Microsemi PD9601G / AC( 90W)またはMicrosemi PD9501GR / AC( 60W) PoE ミッドスパンインジェクタの定格のイーサネットネットワークケーブルに接続します。

    l IRリングなしの場合:25.5W PoE +、IEEE802.3at タイプ2 PoE +の定格のイーサネットネットワークケーブルに接続します。

    2. 付属のビッグテール I/Oコネクタに、次のオプションの接続を接続します。別の接続の詳細については、「「電源、オーディオおよび外部デバイスへの接続」( 59ページ) 」を参照してください。

    a. 設置の一環として外付け入出力デバイスを接続する場合 (例 : ドアコンタクト、リレーなど)、デバイスをピッグテールコネクタに接続します。

    b. 外部マイクまたはスピーカーが必要な場合、デバイスをピッグテールコネクタに接続します。

    c. 外部電源が必要な場合は、外部 "Class 2"または "LPS"または "Limited Power Source (制限付き電源 )"を、

    l IR リングの場合:24 VAC±10%、最低 74 VA、またはDC 24 V±10%、最低 52Wの定格出力のピッグテールコネクタに接続します。

    l IR リングなしの場合:24 VAC ± 10%、最低 37 VAまたは24 VDC ± 10%、最低 26Wの定

    接続ケーブル 35

  • 格出力のピッグテールコネクタに接続します。

    3. ランヤードをマウント用アダプタからカメラベースのランヤードアンカーに接続します。

    4. ケーブルにケーブルグランドを締めつけます。

    5. 外部電源 /オーディオ/デジタル I/Oコネクタとオプションの IR照明コネクタからコネクタカバーを取り外します。

    接続ケーブル 36

  • 6. ネットワークケーブルをイーサネットポート ( a)に接続し、外部電源 /オーディオ/デジタル I/Oケーブルをコネクタ( b)に接続します。時計回りに回して接続を固定します( c)。

    ネットワークリンクが確立すると、リンク LEDが点灯します。

    7. 接続ステータスLED インジケーターが正しい状態を示しているを確認してください。詳細については、「「接続ステータスLED インジケーター」( 62ページ) 」を参照してください。

    (オプション) Micro SD カードの設定

    カメラのSD カード保存機能を使う場合は、カードスロットにMicro SD カードを挿入する必要があります。

    書き込み速度がクラス10以上のMicro SD カードをお勧めします。Micro SD カードが推奨の書き込み速度に満たないと、録画性能に影響してフレームや記録映像が欠落する可能性があります。

    (オプション) Micro SDカードの設定 37

  • 1. Micro SD カードをカメラに挿入します。

    注意 —カードやカメラを傷付ける可能性があるため、Micro SDを無理に押し込まないでください。

    2. カメラのWebインターフェイスにアクセスし、オンボードストレージ機能を有効にします。詳細については、『AvigilonHigh Definition H.264Web Interface User Guide (高解像度 H.264Webインターフェイスユーザーガイド )』 を参照してください。

    (オプション) USB Wi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用

    USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ) (H4-AC-WIFI)の場合は、カメラのMicro USBポートに接続して、カメラのモバイルWebインターフェイスにアクセスします。

    アダプタを使ってWi-Fi信号ブロードキャストに接続すると、次のアドレスを使って、どの携帯デバイスからでもカメラのモバイルWebインターフェイスにアクセスできます:

    http://camera.lan

    (オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用 38

  • モバイルWebインターフェイスからカメラを設定する詳しい方法については、『Avigilon USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)システムユーザーガイド』 をご覧ください。

    メモ:カメラはUSBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)が挿入されている間、内部で使用するために10.11.22.32/28サブセットを予約します。

    IP アドレスの割り当て

    このデバイスは、ネットワークに接続されると自動的にIPアドレスを取得します。

    メモ:カメラがDHCPサーバーから IPアドレスを取得できなかった場合、Zeroconf (Zero ConfigurationNetworking)を使って IPアドレスを選択します。Zeroconfを使って設定すると、IPアドレスは 169.254.0.0/16サブセットに収まります。

    IPアドレス設定は、以下の方法のいずれかで変更できます:

    l USBWifiアダプタを使用するモバイルWebインターフェイス。詳細については、「「(オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用」( 38ページ) 」を参照してください。

    l デバイスのウェブブラウザインターフェイス:http:///.

    l ネットワークビデオ管理ソフトウェアプリケーション (例 : AvigilonControl Centerソフトウェア)。

    l ARP/Ping方式。詳細については、「「ARP/Ping方式を使って IPアドレスを設定」( 64ページ) 」を参照してください。

    メモ:デフォルト デバイスのユーザーネームは、パスワードなしのアドミニストレーターです。

    メモ:カメラのWebインターフェイスの圧縮と画像レートのページ上で、フォーマットがH.265に設定されているH4マルチセンサーヘッドがある場合、バージョン6.12以前のACC ソフトウェアにH4マルチセンサーカメラを接続することはできません。H4マルチセンサーカメラをACCシステムに接続するには、フォーマットをH.264setに設定するか、ACCソフトウェアをバージョン6.12.2以降にアップグレードする必要があります。

    ライブビデオストリームへのアクセス

    ライブビデオストリームは、次のいずれかの方法で見ることができます:

    l USBWifiアダプタを使用するモバイルWebインターフェイス。詳細については、「「(オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用」( 38ページ) 」を参照してください。

    l Webブラウザインターフェイス: http://。

    l ネットワークビデオ管理ソフトウェアプリケーション (例 : AvigilonControl Centerソフトウェア)。

    メモ:デフォルト デバイスのユーザーネームは、パスワードなしのアドミニストレーターです。

    メモ:カメラのWebインターフェイスの圧縮と画像レートのページ上で、フォーマットがH.265に設定されているH4マルチセンサーヘッドがある場合、バージョン6.12以前のACC ソフトウェアにH4マルチセンサーカメラを接続することはできません。H4マルチセンサーカメラをACCシステムに接続するには、フォーマットをH.264setに設定するか、ACCソフトウェアをバージョン6.12.2以降にアップグレードする必要があります。

    H4マルチセンサーカメラベースの表面マウントへの取り付け

    ケーブルの接続が完了したら、H4マルチセンサーカメラベースを表面マウント用アダプタに取り付けます。

    IPアドレスの割り当て 39

  • 1. (推奨 )カメラの落下を防ぐために、表面マウント用アダプタからカメラベースのランヤードアンカーにランヤードを取り付けます。参照してください「接続ケーブル」( 35ページ)。

    2. カメラベースを表面マウント用アダプタに押し込み、カメラベースの3本の止めねじを表面マウント用アダプタのねじ穴に合わせます。

    3. ドライバーを使って 3本の止めねじを時計回りに 90°回転させ、カメラを表面マウント用アダプタに固定してください。

    H4マルチセンサーカメラの方向付け

    カメラの向きを決定する際は、カメラのライブストリームを参照してください。

    H4マルチセンサーカメラの方向付け 40

  • 1. カメラの照準を合わせるために、必要に応じて利用可能な各カメラヘッドを調整します:

    a. レールリリースタブのロックを解除して、カメラヘッドを横方向に移動させます。カメラヘッドが目的の位置にあるときにレールリリースタブをロックします。

    b. 方位コントロールリングを回転させ、画像に正しい回転を設定します。

    c. ティルトロックネジを緩めて、それぞれのカメラヘッドを上下に傾けます。カメラが正しい角度に傾けたら、ティルト ロックネジを締めます。

    2. カメラのwebブラウザインターフェイスで、カメラ画像と表示の設定を調整し、希望の画像パラメータと位置にしてください。

    (オプション) IR 照明リングの取り付け

    メモ:オプションの IR照明リング( H4AMH-AD-IRIL1)は、H4マルチセンサーカメラのペンダント式取り付けおよび表面取り付け用です。IR照明リングは、屋外 Domeカバー( H4AMH-DO-COVR1またはH4AMH-DO-COVR1-SMOKE)内に取り付ける必要があります。

    カメラを取り付けアダプタに取り付けてから、H4マルチセンサーカメラベースに IR照明リングを取り付けます:

    (オプション) IR照明リングの取り付け 41

  • 1. IR照明リングをDomeカバー( H4AMH-DO-COVR1またはH4AMH-DO-COVR1-SMOKE)内に取り付けます。

    a. IR リングのオレンジ色の矢印がDomeカバーのオレンジ色のタブと揃うように、IR リングをDomeカバーに挿入します。

    b. ドライバーを使って 6本の止めネジで IR リングをDomeカバーに固定します。

    2. (推奨 )取り付けたカメラからDomeカバーのランヤードアンカーにランヤードを取り付けて、カバーが落ちないようにします。参照してください「表面マウント Domeカバーの取り付け」( 43ページ)。

    3. IRリングケーブルをカメラベースのIRコネクタに押し込み、コネクタを時計回りに回して接続を固定します。

    (オプション) IR照明リングの取り付け 42

  • 表面マウント Dome カバーの取り付け

    メモ:Dome部分に引っかき傷をつけたり、触ったりしないように注意してください。傷や指紋が全般的な映像品質に影響を及ぼす可能性があります。取り付けが終了するまで、Domeの外側の保護カバーをつけたままにしておいてください。

    1. (推奨 ) Domeカバーが落下するのを防ぐために、表面マウント用アダプタからDomeカバーのランヤードアンカーにランヤードを取り付けます。

    2. Domeカバーの切り込み部を表面マウント用アダプタのリリースタブに合わせます。Domeカバーは表面マウント用アダプタにぴったりと揃う必要があります。

    表面マウント Domeカバーの取り付け 43

  • 3. 止めねじを締めて Domeカバーを所定の位置に固定します。

    表面マウント Domeカバーの取り付け 44

  • イン・シーリング・マウント設置

    カメラパッケージの内容

    H4マルチセンサーカメラにはさまざまなマウント、Domeカバー、カメラ、アクセサリオプションがあります。各H4マルチセンサーカメラのコンポーネントはカメラパッケージ、Domeカバーパッケージ、マウントアダプタパッケージ、マウントパッケージ(ペンダント式マウントのカメラ用 )、およびオプションの IR リングパッケージに入っています。

    カメラパッケージには次のものが同梱されていることを確認してください。

    l AvigilonH4マルチセンサーカメラモジュール。センサーあたり3MP、5MP、または4 KB( 8MP)の解像度を持つ 3センサーまたは 4センサーのカメラモジュール。

    l オーディオ、外部電源、および I/Oピッグテールケーブルコネクタ

    l RJ45 CAT5Eプラグ( x2)

    l RJ45コネクタ防水グランド

    天井埋め込み式マウント用アダプタパッケージに次のものが同梱されていることを確認します:

    l 天井埋め込み式マウント用アダプタ (H4AMH-AD-CEIL1)

    l ケーブル入口カバー

    l インストール手順書

    l マウント テンプレート ステッカー

    Domeカバーパッケージに次のものが同梱されていることを確認してください:

    l クリアまたはスモークのドーム部分とカバー( H4AMH-DC-COVR1またはH4AMH-DC-COVR1-SMOKE)

    金属製の天井パネルを使用して天井埋め込み式カメラを設置する場合は、パッケージに次のものが含まれてい

    ることを確認してください:

    l 金属天井パネル( H4AMH-DC-CPNL1)

    天井埋め込み式マウント設置手順

    以下のセクションに従って、デバイスの設置を完了します:

    天井に設置するためのカメラの設置準備

    取り付けを開始する前に、天井取り付け用アダプタを準備します:

    1. オンボードストレージを使用する予定がある場合は、H4マルチセンサーカメラのSD カードスロットにMicroSD カードを挿入します。詳細については、「「(オプション) Micro SD カードの設定」( 52ページ) 」を参照してください。

    2. ドライバーを使って、各クランプを上の位置に押し、スプリングが完全に圧縮されていることを確認します。

    イン・シーリング・マウント設置 45

  • 1つの滑らかな動きで、各クランプを( a)、時計回り( b)、上向き( c)、反時計回り( d)の順に押します。

    (オプション)天井埋め込み式マウントアダプタ用の穴のカット

    この手順は、金属の天井パネルにカメラを設置する予定である場合は必要ありません (H4AMH-DC-CPNL1)。

    1. 取り付け用テンプレートを用いて、設置面を切り出して穴を開けます。

    2. 取り付け用テンプレートを取り外し、取り付け面から必要なケーブルを引き出します。ケーブルの配線にコンジットパイプを使用する場合は、「「(オプション)プレナムの設置用にケーブルコンジットの入口カバーを取り付ける」( 47ページ) 」を参照してください。

    (オプション)天井埋め込み式マウントアダプタ用の穴のカット 46

  • (オプション)プレナムの設置用にケーブルコンジットの入口カバーを取り付ける

    プレナムスペースにH4マルチセンサーカメラを設置する場合は、コンジットパイプとケーブル入口カバーを使用して、ケーブルを天井埋め込み用のアダプタに通します。

    1. 必要なケーブルを設置場所のコンジットに通します。

    2. ケーブル入口カバーにコンジットコネクタを取り付けます。メーカーの指示に従って、コンジットと付属品を取り付けます。コンジットがケーブルの入口カバーにしっかりと固定されていることを確認してください。

    3. 必要なケーブルをコンジットから引き出して、バックパネルのケーブル入線穴に通します。付属の止めねじ

    (オプション)プレナムの設置用にケーブルコンジットの入口カバーを取り付ける 47

  • ( b)を使用して、ケーブルの入口カバーを天井埋め込み用アダプタのケーブル挿入穴に固定します。

    天井埋め込み式マウント用アダプタの設置

    天井埋め込み式マウント用アダプタをプレナムスペースまたは金属天井パネル( H4AMH-DC-CPNL1)に取り付けるには、次の手順を実行します。

    1. ケーブルを天井埋め込み用アダプタに通した後、アダプタを取り付け面の穴に押し込みます。

    2. ドライバーを使用してそれぞれのクランプを上の位置から下げて、アダプタを取り付け面に固定します。1つ

    天井埋め込み式マウント用アダプタの設置 48

  • の滑らかな動きで、各クランプを時計回りに( a)動かし、次に安全な位置 ( b)へと下げます。

    天井埋め込み式マウント用アダプタの設置 49

  • 接続ケーブル

    異なるコネクタの場所については、「概要」セクションの図を参照してください。

    適切な操作に必要なケーブルを接続するには、次の操作を完了します。

    1. RJ-45ケーブルコネクタ(付属 )をネットワークケーブルの端に圧着します。

    ネットワークケーブル接続を使用して、Power over Ethernet( PoE)を使用してカメラに電力を供給することもできます。PoEを使用する場合は、PoE準拠のインジェクタまたはスイッチを、

    l 出力定格が25.5WPoE+、IEEE802.3atタイプ2PoE+のイーサネットネットワークケーブルに接続します。

    2. 付属のビッグテール I/Oコネクタに、次のオプションの接続を接続します。別の接続の詳細については、「「電源、オーディオおよび外部デバイスへの接続」( 59ページ) 」を参照してください。

    a. 設置の一環として外付け入出力デバイスを接続する場合 (例 : ドアコンタクト、リレーなど)、デバイスをピッグテールコネクタに接続します。

    b. 外部マイクまたはスピーカーが必要な場合、デバイスをピッグテールコネクタに接続します。

    c. 外部電源が必要な場合は、外部 "Class 2"または "LPS"または "Limited Power Source (制限付き電源 )"を、

    l :24 VAC ± 10%、最低 37 VAまたは24 VDC ± 10%、最低 26Wの定格出力のピッグテールコネクタに接続します。

    3. ランヤードをマウント用アダプタからカメラベースのランヤードアンカーに接続します。

    接続ケーブル 50

  • 4. ケーブルにケーブルグランドを締めつけます。

    5. 外部電源 /オーディオ/デジタル I/Oコネクタとオプションの IR照明コネクタからコネクタカバーを取り外します。

    6. ネットワークケーブルをイーサネットポート ( a)に接続し、外部電源 /オーディオ/デジタル I/Oケーブルをコネクタ( b)に接続します。時計回りに回して接続を固定します( c)。

    接続ケーブル 51

  • ネットワークリンクが確立すると、リンク LEDが点灯します。

    7. 接続ステータスLED インジケーターが正しい状態を示しているを確認してください。詳細については、「「接続ステータスLED インジケーター」( 62ページ) 」を参照してください。

    (オプション) Micro SD カードの設定

    カメラのSD カード保存機能を使う場合は、カードスロットにMicro SD カードを挿入する必要があります。

    書き込み速度がクラス10以上のMicro SD カードをお勧めします。Micro SD カードが推奨の書き込み速度に満たないと、録画性能に影響してフレームや記録映像が欠落する可能性があります。

    1. Micro SD カードをカメラに挿入します。

    注意 —カードやカメラを傷付ける可能性があるため、Micro SDを無理に押し込まないでください。

    2. カメラのWebインターフェイスにアクセスし、オンボードストレージ機能を有効にします。詳細については、『AvigilonHigh Definition H.264Web Interface User Guide (高解像度 H.264Webインターフェイスユーザーガイド )』 を参照してください。

    (オプション) Micro SDカードの設定 52

  • (オプション) USB Wi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用

    USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ) (H4-AC-WIFI)の場合は、カメラのMicro USBポートに接続して、カメラのモバイルWebインターフェイスにアクセスします。

    アダプタを使ってWi-Fi信号ブロードキャストに接続すると、次のアドレスを使って、どの携帯デバイスからでもカメラのモバイルWebインターフェイスにアクセスできます:

    http://camera.lan

    モバイルWebインターフェイスからカメラを設定する詳しい方法については、『Avigilon USBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)システムユーザーガイド』 をご覧ください。

    メモ:カメラはUSBWi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)が挿入されている間、内部で使用するために10.11.22.32/28サブセットを予約します。

    IP アドレスの割り当て

    このデバイスは、ネットワークに接続されると自動的にIPアドレスを取得します。

    メモ:カメラがDHCPサーバーから IPアドレスを取得できなかった場合、Zeroconf (Zero ConfigurationNetworking)を使って IPアドレスを選択します。Zeroconfを使って設定すると、IPアドレスは 169.254.0.0/16サブセットに収まります。

    IPアドレス設定は、以下の方法のいずれかで変更できます:

    l USBWifiアダプタを使用するモバイルWebインターフェイス。詳細については、「「(オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用」( 53ページ) 」を参照してください。

    l デバイスのウェブブラウザインターフェイス:http:///.

    l ネットワークビデオ管理ソフトウェアプリケーション (例 : AvigilonControl Centerソフトウェア)。

    l ARP/Ping方式。詳細については、「「ARP/Ping方式を使って IPアドレスを設定」( 64ページ) 」を参照してください。

    メモ:デフォルト デバイスのユーザーネームは、パスワードなしのアドミニストレーターです。

    (オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用 53

  • メモ:カメラのWebインターフェイスの圧縮と画像レートのページ上で、フォーマットがH.265に設定されているH4マルチセンサーヘッドがある場合、バージョン6.12以前のACC ソフトウェアにH4マルチセンサーカメラを接続することはできません。H4マルチセンサーカメラをACCシステムに接続するには、フォーマットをH.264setに設定するか、ACCソフトウェアをバージョン6.12.2以降にアップグレードする必要があります。

    ライブビデオストリームへのアクセス

    ライブビデオストリームは、次のいずれかの方法で見ることができます:

    l USBWifiアダプタを使用するモバイルWebインターフェイス。詳細については、「「(オプション) USBWi-FiAdapter (USB無線LANアダプタ)の使用」( 53ページ) 」を参照してください。

    l Webブラウザインターフェイス: http://。

    l ネットワークビデオ管理ソフトウェアプリケーション (例 : AvigilonControl Centerソフトウェア)。

    メモ:デフォルト デバイスのユーザーネームは、パスワードなしのアドミニストレーターです。

    メモ:カメラのWebインターフェイスの圧縮と画像レートのページ上で、フォーマットがH.265に設定されているH4マルチセンサーヘッドがある場合、バージョン6.12以前のACC ソフトウェアにH4マルチセンサーカメラを接続することはできません。H4マルチセンサーカメラをACCシステムに接続するには、フォーマットをH.264setに設定するか、ACCソフトウェアをバージョン6.12.2以降にアップグレードする必要があります。

    H4マルチセンサーカメラベースを天井埋め込み式マウントに取り付ける

    ケーブルの接続が完了したら、H4マルチセンサーカメラベースを天井取り付けアダプタに取り付けます。

    1. (推奨 )カメラの落下を防ぐために、天井取り付けアダプタからカメラベースのランヤードアンカーにランヤードを取り付けます。参照してください「接続ケーブル」( 50ページ)。

    2. 3つの止めねじが3つのスロット ( a)を通過するように、カメラモジュールを天井取り付けアダプタに押し込みます。1つの滑らかな動きで、カメラモジュールを3つのスロット ( a)まで押し上げ、時計回りに( b)ねじり、3つの止めねじが3つのねじ穴に位置するように再度上に押し上げます( c)。

    ライブビデオストリームへのアクセス 54

  • 3. ドライバーを使用して、止めねじ3本を90°時計回りに回し、天井取り付けアダプタ( d)にカメラを固定します。

    H4マルチセンサーカメラの方向付け

    カメラの向きを決定する際は、カメラのライブストリームを参照してください。

    1. カメラの照準を合わせるために、必要に応じて利用可能な各カメラヘッドを調整します:

    a. レールリリースタブのロックを解除して、カメラヘッドを横方向に移動させます。カメラヘッドが目的の位置にあるときにレールリリースタブをロックします。

    b. 方位コントロールリングを回転させ、画像に正しい回転を設定します。

    H4マルチセンサーカメラの方向付け 55

  • c. ティルトロックネジを緩めて、それぞれのカメラヘッドを上下に傾けます。カメラが正しい角度に傾けたら、ティルト ロックネジを締めます。

    2. カメラのwebブラウザインターフェイスで、カメラ画像と表示の設定を調整し、希望の画像パラメータと位置にしてください。

    天井埋め込み式マウント用 Dome カバーの取り付け

    メモ:Dome部分に引っかき傷をつけたり、触ったりしないように注意してください。傷や指紋が全般的な映像品質に影響を及ぼす可能性があります。取り付けが終了するまで、Domeの外側の保護カバーをつけたままにしておいてください。

    1. (推奨 )天井埋め込み式マウント用アダプタからDomeカバーのランヤードアンカーにランヤードを取り付けて、カバーが落ちないようにします。

    2. Domeカバーの切り込み部を天井埋め込み式マウントアダプタのリリースタブに合わせます。Domeカバーはカメラベースにぴったりと揃う必要があります。

    天井埋め込み式マウント用 Domeカバーの取り付け 56

  • 3. 止めねじを締めて Domeカバーを所定の位置に固定します。

    天井埋め込み式マウント用 Domeカバーの取り付け 57

  • 詳細について

    以下のガイドにデバイスの設定と使用方法についての追加の情報があります:

    l Avigilon Control Center Clientユーザーガイド

    l Webインターフェイスユーザーガイド—Avigilon高解像度 H.264 IPカメラ

    l USBWi-fiアダプターシステムユーザーガイドAvigilon

    l Avigilon Camera Configuration Toolユーザーガイド

    l Avigilon映像分析用にサイトをデザインする

    これらのガイドは次のAvigilonウェブサイトでご覧いただけます:avigilon.com/support-and-downloads します。

    詳細について 58

    http://avigilon.com/support-and-downloads

  • ケーブル接続

    電源、オーディオおよび外部デバイスへの接続

    PoEが使用できない場合、補助電源ケーブルを使用して12 V DC、または24 V ACでカメラに電力を供給することも可能です。消費電力に関する情報は、製品仕様に記載されています。

    カメラに電力を供給するためには、ブラウンとブルーの補助電源線に2本の電源配線を接続します。接続は、いずれの極を使用しても行うことができます。

    警告 —本製品は、以下の出力定格の、Class 2または LPSまたは Limited Power Source (有限電源 )とラベル表記されているUL規格の電源ユニットによって電源供給されることを意図しています:

    l IR LED付きの場合:24 V AC ± 10%、最小 74 VA、または 24 V DC ± 10%、最小 52W、またはMicrosemi PD9601G/AC( 90W)またはMicrosemi PD9501GR/AC( 60W) PoE ミッドスパンインジェクタ。

    l IR LEDなしの場合:24 V AC ± 10%、最小 37 VA、または 24 V DC ± 10%、最小 26W、またはPoE+ IEEE802.3at Type 2に準拠する定格50-57 V DC、最小 25.5WのPSE (電源装置 )。

    ピッグテールコネクタとワイヤー

    電源、オーディオデバイス、および外部デバイスは、電源、オーディオ、および I/Oピッグテールを使ってカメラに接続されます。次の図と表に、I/O、オーディオ、および電源ピッグテールコネクタとワイヤーを示します。

    ワイヤー カラー 説明

    1 Blue AUX1電源、いずれの極も使用可能

    2 茶 AUX2電源、いずれの極も使用可能

    3 白 オーディオ入力

    4 黄色 オーディオGND

    5 緑色 オーディオ出力

    6 パープル リレー出力

    7 灰色 リレーGND

    8 ピンク リレー入力

    ケーブル接続 59

  • オーディオ、I/O、および AUX 電源の配線

    I/O、オーディオ、および電源線の接続を次の図に示します:

    1. 茶色 — AUX1補助電源線、どちらの極性も受け付ける

    2. 青 — AUX2補助電源線、どちらの極性も受け付ける

    3. 茶色 —音声入力 (ラインレベル)

    図に示すように、スピーカーやマイクロフォンを接続する場合、外部電源アンプを使用してください。

    4. 黄 —オーディオ接地戻り

    5. グリーン —音声出力 (ラインレベル)

    6. パープル— リレー出力:アクティブなとき、出力はグランドに内部接続される。回路は、アクティブでないときは開いています。最大負荷は 25 V DC、100mAです。

    7. グレー— リレーアースリターン

    8. 赤 — リレー入力 :アクティブにするには、アース線に入力を接続します。非アクティブにするには、切断したままにするか3~15 Vを加えます。

    l * — リレー

    l ** —スイッチ

    l M — Microphone (マイク)

    l S —スピーカー

    l AUX1 —茶色の補助電源線

    l AUX2 —青色の電源線

    オーディオ、I/O、およびAUX電源の配線 60

  • H4マルチセンサーカメラの焦点を合わせる

    Domeカバーを取り付けた後は、必ずこの手順に従って、ドーム部分によるフォーカスのずれを許容できるようにしてください。

    メモ:H4マルチセンサーカメラの各カメラヘッドのピントを調整してください。

    カメラのWebブラウザインターフェイス、または、Avigilon Control Centerソフトウェアで、カメラの画像と表示設定を使ってフォーカスを調整します。

    1. [Auto Focus (自動フォーカス)]をクリックして、レンズの焦点を合わせます。

    2. 近焦点ボタンと遠焦点ボタンを使って、手動で焦点を合わせます。

    H4マルチセンサーカメラの焦点を合わせる 61

  • 接続ステータス LEDインジケーター

    ネットワークに接続されると、接続ステータスLEDがNetwork VideoManagement ソフトウェアへ接続する際の進行状況を表示いたします。

    次のテーブル上で、LEDインジケーターの表示内容について説明しています

    接続状況 接続ステータス

    LED インジケーター説明

    IP アドレス取得中 1秒に 1回短く点滅

    IPアドレスを取得しようとしている。

    検出可能 1秒に 2回短く点滅

    IP アドレスは取得したが、Network VideoManagement ソフトウェアに接続されていない。

    ファームウェアアップ

    グレード中

    1秒に 2回短く点滅し、1回長く点滅

    ファームウェア更新中。

    接続済み オン Network VideoManagement ソフトウェアまたは ACCサーバーに接続されました。カメラのウェブユーザーインターフェイスを使って、

    デフォルト接続設定を「OFF」に設定できます。詳細については、Webインターフェイスユーザーガイド — Avigilon高解像度 H.264IPカメラを参照してください。

    接続ステータスLEDインジケーター 62

  • 工場出荷時設定へのリセット

    デバイスが適切に動作しない場合、任意で設定を初期化することも可能です。

    デバイスをリセットするには、ファームウェアのリセットボタンをご利用ください。次の図にファームウェア復帰ボタンを

    示します:

    メモ:Dome部分に傷を付けないように注意してください。

    1. カメラの電源がオンになっていることを確認します。

    2. Domeカバーを外します。

    3. 引き伸ばしたペーパークリップなどを使って、カメラのファームウェア復帰ボタン (*)を 2秒間押し続けます。

    4. Domeカバーを再度取り付けます。

    注意 —過剰な力をかけないでください。工具を奥に押し込めすぎると、カメラが損傷することがあります。

    工場出荷時設定へのリセット 63

  • ARP/Ping方式を使って IPアドレスを設定

    以下のステップに従って、カメラに特定の IPアドレスを設定します:

    メモ:ARP/Ping方式は、カメラのWebブラウザインターフェイスで [Disable setting static IP address throughARP/Ping method (ARP/Ping方式による静的 IPアドレス設定を無効にする)]チェックボックスが選択されていると機能しません。詳細については、Webインターフェースユーザーガイド — Avigilon高解像度H.264 IPカメラを参照してください。

    1. シリアル番号タグに記載されているMACアドレス (MAC)を見つけます。

    2. コマンド プロンプト ウィンドウを開いて、以下のコマンドを入力します:

    a. arp -s

    例 : arp -s 192.168.1.10 00-18-85-12-45-78

    b. ping -l 123 -t

    例 : ping -l 123 -t 192.168.1.10

    3. カメラを再起動します。

    4. 次のメッセージが表示されたら、コマンド プロンプト ウィンドウを閉じます:

    Reply from : ...

    ARP/Ping方式を使って IPアドレスを設定 64

  • クリーニング

    Dome部分

    ビデオ画像の一部がぼやけたり、汚れが表れたりする場合は、Dome部分のクリーニングが必要である可能性があります。

    Dome部分のクリーニング方法 :

    l 汚れや指紋は、ハンドソープまたは非研磨性の洗剤を使用してクリーニングします。

    l マイクロファイバー製または非研磨性の布を使用して、Dome部分の水分をふき取ります。

    重要:推奨されるクリーニング材料以外を使用すると、Dome部分に故障、破損、傷が発生する可能性があります。Dome部分が損傷すると、画質に悪影響が及ぼされ、不要な赤外光がレンズに反射する可能性があります。

    本体

    l カメラ本体は、乾いた布または軽く湿らせた布を使用してクリーニングします。

    l 強力な洗剤や研磨剤入りの洗剤は使用しないでください。

    クリーニング 65

  • 制限付き保証および技術サポート

    この製品のAvigilon保証条件は、avigilon.com/warrantyに規定されています。

    保証サービスと技術サポートは、Avigilon技術サポート :avigilon.com/contact-us/に連絡して受けることができます。

    制限付き保証および技術サポート 66

    http://avigilon.com/warrantyhttp://avigilon.com/contact-us/

    概要カメラモジュールカメラの背面図カメラを上から見たところ

    表面マウント用アダプタペンダント式マウント アダプタ天井埋め込み式マウント用アダプタ屋外 Dome カバー天井の Dome カバーペンダント式壁マウントペンダント式 NPT マウント

    ペンダントマウントの取り付けカメラ パッケージの内容ペンダントマウントの取り付け手順(オプション)ペンダント式壁マウントの設置(オプション)NPT マウントアダプタの設置ペンダント式マウント用アダプタの設置接続ケーブル(オプション) Micro SD カードの設定(オプション) USB Wi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用IP アドレスの割り当てライブ ビデオ ストリームへのアクセスH4 マルチセンサー カメラベースをペンダントマウントに取り付けるH4 マルチセンサー カメラの方向付け(オプション)IR 照明リングの取り付けペンダントマウント用 Dome カバーの取り付け

    表面マウントの設置カメラ パッケージの内容表面マウントの設置手順表面マウント用アダプタの使用接続ケーブル(オプション) Micro SD カードの設定(オプション) USB Wi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用IP アドレスの割り当てライブ ビデオ ストリームへのアクセスH4 マルチセンサーカメラベースの表面マウントへの取り付けH4 マルチセンサー カメラの方向付け(オプション)IR 照明リングの取り付け表面マウント Dome カバーの取り付け

    イン・シーリング・マウント設置カメラ パッケージの内容天井埋め込み式マウント設置手順天井に設置するためのカメラの設置準備(オプション)天井埋め込み式マウントアダプタ用の穴のカット(オプション)プレナムの設置用にケーブルコンジットの入口カバーを取り付ける天井埋め込み式マウント用アダプタの設置接続ケーブル(オプション) Micro SD カードの設定(オプション) USB Wi-Fi Adapter (USB無線LANアダプタ)の使用IP アドレスの割り当てライブ ビデオ ストリームへのアクセスH4 マルチセンサーカメラベースを天井埋め込み式マウントに取り付けるH4 マルチセンサー カメラの方向付け天井埋め込み式マウント用 Dome カバーの取り付け

    詳細についてケーブル接続電源、オーディオおよび外部デバイスへの接続ピッグテールコネクタとワイヤーオーディオ、I/O、および AUX 電源の配線

    H4 マルチセンサー カメラの焦点を合わせる接続ステータス LED インジケーター工場出荷時設定へのリセットARP/Ping 方式を使って IP アドレスを設定クリーニングDome 部分本体

    制限付き保証および技術サポート